浮気調査をするにあたって、GPSを設置することは違法行為になるのかどうか、について詳しくご説明します。
GPS機能を使えば、夫(妻)の行動を把握することが出来るので、不倫しているかどうかを推測できますよね。
- 夫や妻の車にGPSを設置しても問題はないのか
- どんな場合が違法行為に当たるのか
- GPSを使ってどのように浮気調査すればいいのか
など、詳しく解説していきます。
GPSで浮気調査をすることは違法なのか?
結論を先に言うと、
違法となる場合もあるし、合法である場合もある
です。
なんだかハッキリしない答えですよね。
「違法」なのか「合法」なのか、もっとハッキリしてほしいとろこですが、
- GPSを使う目的、理由が明確である
- 悪意がない
この2点を満たしていれば、違法にはならないでしょう。
ただし、設置場所によっては違法行為となることもあるので注意が必要ですよ。※詳しくは後述。
浮気が疑わしいときはOK
- いつも夫や妻が毎日残業
- 決まった曜日はいつも朝帰り
- 不必要な外出が増えた
など、浮気が疑わしい状況下において、GPSを使って浮気調査をすること事態は違法行為には当たりません。
浮気、いわゆる不貞行為は不法行為になるので、それを調べるためにGPSを使うことは合法と言えます。

明確な理由もなく、悪意がある場合はNG
「浮気が疑わしいから…」というような明確な理由もなく、
- ただ夫(妻)の行動を監視したいから
- 自分の趣味だから
というような場合は違法行為となりえるでしょう。
また、GPSを使って知った内容を他の第三者へ漏らす行為も違法です。
浮気調査のためにGPSを合法的に使ったとしても、それを第三者へ漏らすことは違法行為ですので注意して下さいね。
GPSの設置場所に要注意!
前述したように、GPSを使って浮気調査をすること事態は違法行為ではありません。
しかし、設置する場所によっては違法行為となりますので十分に気をつけて下さいね。
設置OKな場所
- 夫婦共有の車
設置NGな場所
- 不倫相手の車
- 会社の車
- 完全個人の車
夫婦関係にある場合、車は夫婦の共有財産です。
名義が「夫」であっても、妻が協力したから得られた車と見られます。
つまり、あなたにも車の所有権があるということ。
したがって、夫婦共有の車にGPSを設置することは、所有者でもあるあなたが設置の許可をしたということになるので、違法行為にはなりません。
あなたに所有権がない車は絶対ダメ!
上の箇条書きで挙げたように、
- 不倫相手の車
- 会社の車
- 完全個人の車
などの、あなたに所有権がない車に関しては設置することは出来ません。
不倫相手の車は当然ながら不倫相手のものですので、無断で設置すると不法侵入や器物破損に抵触するでしょう。
夫や妻が勤めている会社の車においても、所有権は会社にありますので、あなたが勝手にGPSを設置することは出来ません。
また、夫婦間で完全に車の使用を別にしているような場合は、いくら配偶者であっても無断でGPSの設置をしてしまうと違法行為になる可能性があります。
もし、これらに無断で設置した場合、
- 不法侵入
- プライバシーの侵害
- 器物破損
- 迷惑防止条例違反
などに該当する恐れがありますので、あなたに所有権がない車には絶対に設置しないよう注意して下さいね。
GPSを使った浮気調査方法
GPSを使った浮気調査の方法について、簡単に手順を説明します。
まず、流れとしては以下のような流れになります。
- 設置して1~2週間放置
- 行動パターンを掴む
- 場所を確認する
→ホテルの駐車場やホテル街かどうか - ラブホの出入り口で張り込み
おそらく、多くの場合はGPSは車に取り付けすることになるでしょう。
中には夫(妻)のカバンに仕込む方もいるようですが、バレるリスクがかなり高いのでおすすめはしません。
GPSを設置したら、しばらく放置して様子を見ましょう。
怪しい日、不審な動きを見せた時間帯に、どこにいたのかチェックしてみて下さい。

場所のチェックをする際、GPSの反応が
- ホテルの駐車場
- ホテル街周辺かどうか
をチェックしてみましょう。
Googleマップを使えば、地図周辺の施設等がすぐ分かりますので、ぜひGoogleマップと照らし合わせてみて下さい。
もしリアルタイムで確認できるなら・・・
もし、リアルタイムで確認できるなら、ホテル街やホテルの駐車場で車が停車しているような場合、
GPSの指し示す場所まで行き、2人がラブホを出入りする様子を撮影しましょう!
静止画だと、ずっと出入り口を見張ってないといけないので、目を離すことができませんが、
動画撮影なら、動画撮影なら出入り口にカメラを向けたままで撮影できるので、目を離しても大丈夫ですね。(カメラのアングル等の確認は必要ですが)
慰謝料請求・裁判するなら探偵に!
前述したようにGPSを使って自分で浮気調査を行えば、探偵に依頼するよりだいぶ安く済ませることが出来ます。
ですが、慰謝料請求や裁判まで考えているなら、探偵に依頼したほうが良いでしょう。
なぜかと言うと、不倫相手が「どこの・誰なのか」を特定しないといけないからです。
関連記事
逆の言い方をすると、不倫相手の名前と住所を特定しておかないと、慰謝料請求も裁判も出来ません。
また、自分で撮影した「証拠」が、裁判では「証拠」として使えないケースもあります。
浮気調査のプロである探偵なら、確実なものを入手してくれますが、その分費用は高くつきます。
そういったメリット、デメリットを十分に理解して、
- 探偵社に依頼するのか
- 自分一人で浮気調査をするのか
じっくり検討して下さいね。
ぜひこちらの記事も合わせてご覧下さい。
要チェック!