そもそも、「不倫の証拠」とはどのようなものか、ご存知でしょうか。
また、なぜ必要になるのか、いつ時効を迎えるのかなど、日本の法律における「不倫」の概念と「証拠」にまつわる基礎的な部分について、詳しく解説しています。
①不倫の証拠を集める重要性
夫や妻が浮気をしていた場合、離婚でも再構築でも、どちらにしても「不倫の証拠」は必要になります。
離婚の場合は当然、有利に離婚話を進めるためですね。
不倫の証拠があれば、あなたのいい条件で離婚することが可能になるからです。
一方、夫婦関係を再構築する場合も証拠が必要なんですが、それは夫(妻)からの不意な「離婚要求」から身を守るためでもあります。
不倫相手と一緒になりたいからと言って、「性格の不一致」を主張してなんとか別れようとする人もいます。
ですが、不倫の証拠さえあれば、その離婚の要求を拒否することが出来るんですよ。
通常は、有責者(=不倫した側)からの離婚要求は認められませんので、不倫していた夫(妻)から「離婚してくれ」と言われても突っぱねることが可能なんです。
そんな「不倫の証拠」の重要性について、以下の記事で詳しくご説明しています。
夫や妻の行動が怪しいと感じている方は、しっかりと理解しておきましょう!
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②「不倫の証拠」って具体的に何?
「不倫の証拠」とは、不貞行為(肉体関係)があったことを証明するものになります。
極端な話、仲がいいかどうかは関係なく、肉体関係があったかどうかに焦点が当てられます。
ですので、
「手を繋いでデートをしている写真」
「不倫相手を抱き寄せている写真」
「2人がキスをしている写真」
など、実はこれらは「不倫の証拠」としては不十分なんですよ。
「仲が良い」「交際している」というような証明にはなりますが、肉体関係があったことの証明にはなりません。
肉体関係があったかどうかに直結しないため、「不倫(不貞行為)の証拠」にならないんです。
実際に行為に及んでいる写真や動画、ラブホテルを出入りしている写真や動画などが「決定的な証拠」という扱いになります。
「不倫の証拠」について、正しい理解を深めるために、ぜひ以下の記事に目を通しておいて下さい。
特に証拠集めをご自分でされる方は、必ず必要な知識になりますので、しっかり覚えて下さいね。
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③不倫の時効と期限を延ばす方法
不倫にも時効があります。
なので、不倫が発覚してから時間が経ちすぎていると、制裁することが出来なくなるので要注意です。
不倫の事実と不倫相手が判明してから3年以内に慰謝料を請求しなければ、時効になると言われていますので、行動に移すなら早めにしておいたほうが安心ですよ。
また、時効を迎えてしまいそうなギリギリの期間であっても、裁判を起こしたり催告したりすることによって時効の延長が可能になりますので、ぜひ覚えておいて下さいね。
時効を過ぎた後でも、場合によっては慰謝料をゲットできることもあるので、諦めるにはまだ早いかも知れません。
詳しくは以下の記事でご説明していますので、ぜひチェックしてみて下さい。
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このページでは「知識編」のご紹介でしたが、不倫の証拠の「集め方」や「使い方」についての詳しい説明はこちらをご覧下さい。