こんにちは。旦那さんに浮気(不倫)を2回されてなお再構築中のシアンです。
再構築を目指している私が、旦那さんの『不倫』『不貞行為』という最低で最悪の裏切り行為を、何故乗り越えることが出来たのか?
今回はその理由をご紹介しようと思います。
私にとっては大したことではないんですが、ある意味大切なことかも知れないので、一応ご紹介しておきますね。
こんな考え方もあるんだな〜と良ければ参考になさって下さい^^
今現在の状況
「幸せ」か「不幸」かで言ったら、現在私はとても幸せを感じておりますよ。
「再構築できた!」とまでは行きませんが、家族としての絆は強くなりましたし、旦那さんに対する愛情も何故か減りません。
そして昨年末には、不貞行為発覚後にしたセックスで妊娠した第2子が産まれましたし、今のところ周りから見ても順風満帆だと思います。
まぁ、一つ不満を挙げるとしたら、旦那さんのお給料が少なすぎることでしょうかw
このままじゃ生活が破綻するかもしれないぐらい収入低いですw
まぁ疑心暗鬼になったりフラッシュバックすることは結構ありますが、それでも今のところうまくいってると思います。
自分を不幸と思ったことがない
この記事を読んで下さってるあなたは自分のことを不幸だと感じていますか?
きっとこの記事を読んでるということは、あなたはパートナーに不倫されて、
『この傷ついた心は乗り越えられるのか?』
『再構築はうまくいくのか?』
などと、不安に感じていたり、先が見えない状態に思い詰めていたりしてることと思います。
パートナーに浮気・不倫をされて悲しみや絶望感に打ちひしがれて「私はなんて不幸なんだろう…」と感じてる人って結構多いと思うんですよね。
あなたは自分を不幸だと思いますか?
私の場合ですが、実は旦那さんの不倫が発覚しても、自分を不幸だとはこれっぽっちも思わなかったんですよ〜。
私は2回も不倫されてるんですが、2回とも自分を不幸だとは思いませんでしたよ^^
そう思えるのは私の過去の病気が原因
実は私は10代の頃から約7年間ほど、うつ病を患っていました。
このうつ病の時期は今まで生きてきた中で一番最悪な状態だったんですよ。
慢性的に寝れない、食べれない(もしくは過食)、常に倦怠感とイライラ。
生きるか死ぬか、そういう瀬戸際まで追い込まれた状態でしたし、自殺未遂も何度も図りました。
救急車で何度も運ばれましたし、生死の境をさまよったこともあります。
今では病気は完治しているんですが、そんな「生きるか死ぬか」な私だったので、普通の生活を普通に送れてることに凄く幸せを感じているんですよ。
朝起きて3食ご飯食べて、夜はお風呂に入って寝る。
きっと普通だったら、これらの行動って当たり前すぎて、普通の生活を送れることがどれほど素晴らしいことかなんて考えもしませんよね。
ですが、私は『普通の生活』が送れなかったことを経験しているので、普段の何気ない日常にとても感謝しているんですよ。
つまり、うつ病の時期は本当に語り尽くせないぐらい大変でしたが、でもお陰でちょっとやそっとじゃ自分を不幸だと感じなくなったんです。
なので、旦那さんに不倫されて心がズタズタに引き裂かれる想いをしましたが、それでも自分を不幸とは思わなかったわけです。
過去に自分が死にそうな目に遭ってましたからね^^;
他人が幸せだと妬み、不幸だと安心する
これ、きっと多くの方が共感してくれると思うんですが、やっぱ人間て醜い生き物で、他人が幸せなのを知ると妬んだり嫉妬したりしますよね。
逆に他人が不幸な目に遭ってたりすると、気の毒に思いながらもちょっとホッとする自分がいたりしませんか?
あなたはどうでしょう?
特にパートナーに浮気や不倫された直後だったら尚の事、そう感じてしまう人が多いでしょう。
(…もしこの感覚が私だけだったら、すみません。はい、私は心が醜い人間です…w)
要は、自分と他人を比較しちゃう
特に辛い出来事があったりすると、人は強く他人と比べてしまう傾向にありますよね。
そこで無意味な比較をして、「私はあの人ほど不幸ではない(=安心した)」「あの人よりはマシ(=まだ大丈夫)」と思ったり、幸せな人を見つけては「いいな〜羨ましいな〜」という純粋な感想から「どうせ私はあの人のようになれないわよ」といった醜い嫉妬まで感じたり。
あなたもそういった周囲と比較してしまった経験て少なからずあると思います。
ちょっと語弊のある言い方かも知れませんが、周囲の人を見て順位をつけてしまうってことですよね。
「あの人より上」「あの人より下」って、勝手に順位みたいなのをつけて、自分の立ち位置のようなものを確認している人もいるでしょう。
そんなつもりはないんでしょうが、結局のところ、人と比べてしまうという事はそういう事なんですよ。
ちなみに私の場合は、今も昔(不倫発覚直後)も自分を不幸だと思っていませんので、他人と比べてもあまり何も感じません。
純粋に「あの人いいな〜羨ましいな〜」という感情は持ちますが、だからと言って嫉妬や妬みはありません。
まぁ、要するに私の場合は浮気されてもなお、自分の状況(浮気されたけど、普通の生活を送ること)に満足していたので、他人を羨む気持ちが少ないってことだと思います。
ゴール(幸せ)までの距離
私は旦那さんに不倫されて、女としてのプライドはズタズタだったし、不倫相手だけには激しく妬んでいました。
だって、不倫されてる間は夜の生活が極端に少なかったし、私が欲しかった言葉は不倫相手には惜しげも無く言っていたのに、私には愛情表現を言葉ですることがあまりありませんでしたからね。
「夜の回数を増やしてほしい」「愛してるとか言ってほしい」って、して欲しいこと・言ってもらいたいことは具体的に伝えてたんですが、私の旦那さんはひねくれ者なので、ほとんど改善されることがなかったんですよ^^;
こっちにしてくれないことを不倫相手にはしてるって思ったら嫉妬もします(笑)
現状に満足している人ほど、ダメージの回復が早い
だからって不倫が発覚しても、私は自分を不幸だと感じてなかったお陰で、精神的ダメージの回復が比較的早かったんだと思います。
自分を不幸だと感じるということは、「幸せになりたい」と思ってることと同じですからね。
こちらの画像はそれぞれのゴールまでの距離のイメージです。
私の手書きで申し訳ないですが(笑)
自分を不幸だと思ってる人は、スタートからゴールまでの距離が長いですよね。
不幸だと思ってない人(現状に満足している人)のゴールまでの距離を比べると、やっぱこっちの人のほうが短めですよね。
この『幸せまでの距離』が短ければ短いほど、心の回復は早いですよ。
逆に、遠ければ遠いほど回復が遅れてしまいます。
「幸せになりたい」と強く思えば思うほど、心に負ってるダメージってデカくなりますよ。
幸せになりたい=自分を不幸だと思うほど、ゴールまでの距離が長くなりますよね。
その分ゴールに到達するのに要する時間が長くなりますから。
苦痛を味わう時間も多くなるということです。
何が言いたいかというと、上の画像は要は立ち直れるスピードを表しているんですよ。
人により考え方も千差万別ですし、個人差がかなりありますが、イメージとしては上の画像のような感じです。
他動的と自動的の「幸せ」
こういう浮気や不倫関連で悩まされて、幸せになりたいと思う場合、だいたいは「相手ありきの自分の幸せ」ですよね。
美味しい料理を食べた時に幸せを感じるのとは、性質がちょっと違います。
つまり、パートナーが自分の望むように動いてくれて、自分の望むような愛情を注いでくれることを期待しちゃうわけです。
他動的な「幸せ」です。他者からの働きかけで得られる幸せってことですよね。
一方で、美味しい料理を食べた時に感じる幸せは、自分一人の動きで得られる(自動的な)幸せです。
自動的な幸せは容易に感じられますが、他動的な幸せってなかなか思い通りにはならないです。
なので、余計に幸せのゴールまでの距離が長く感じてしまうんですよ。
不幸じゃないと自分の心の傷に向き合える
私自信は当時の自分の置かれてる状況(2回も不倫されてたという事実)でも不幸と思ってなかったので、自分の心の傷を癒やすことに全ての時間・思考・体力などを費やすことが出来たんです。
だから心の傷が回復するのが比較的早かったんじゃないかと考察しています。
要は余計なことを考えずに、自分の心の傷と真正面から向き合うことが出来たわけですよ。
逆に、自分を不幸だと思っちゃってたら、自分の傷となかなか正面からは向き合えません。
人間には『防衛反応』って言って、自分では意識してないけれども、自分自身を守るために働く本能が備わっています。
自分を不幸だと思っちゃってたら「これ以上傷つきたくない…」って一種の防衛反応が働いて、大なり小なり自分の心の傷を直視できなくなってしまいます。
なので、自分の心の傷と真正面から向き合うことが困難になるんですよ。
最終目標が遠すぎると挫折する
ただ、幸せって人により感じ方も違いますよね。
幸せになるハードルが低い人もいれば、理想がかけ離れすぎてハードルが高い人もいますよね。
私のように、普通の生活が送れているだけで幸せだと感じる人もいれば、お金持ちであることが幸せだと感じる人がいたり、自分の思い通りにならないと幸せだと感じれなかったり。
幸せの感じ方は人それぞれですが、あなたはどうですか?
もし、あなたの思い描く幸せの理想が高すぎた場合、再構築の途中で挫折する可能性だってありますよ。
「もう私には無理だ…」って心が折れてしまいます。
なので、自分の思い描くゴールはハードルが高すぎないか、今一度思い返してみて下さい。
再構築を目指してるのに、挫折してしまっては元も子もないですからね。
ゴール=「幸せ」=傷が完全に消えるわけではない!
一つ注意して頂きたいのが、最終目標のゴールである『幸せ』に到達しても、残念ながら、心の傷が完全に癒えることはありませんよ。
実際、私は旦那さんの不倫が発覚して1年半ほど経過しましたが、未だに傷は癒えませんし、一生消えるものでもないと思っています。
不倫の事実を許すつもりはないですが、だんだんと「許してもいいかな?」という感情が生まれてきてるのも事実です。
今現在は「傷が癒えた」というんではなく、「傷に慣れた」って感じです(笑)
まとめ
まぁ、つまりはあなたの心の持ちよう一つで、考え方一つで良い方にも悪い方にも行きますよ。
だったら少しでも良い方向に進めるように、「自分は不幸だ」というネガティブな発想を捨ててみてはいかがでしょうか?
「そんなこと言ったって急には無理!」って感じですよね^^;
ネガティブな発想になってる自分に気がついた時にでも「あ、自分は不幸じゃない。だって●●があるし!◯◯も出来るし!」と一度、自分に言い聞かせてみて下さい。
●●や○○には何でも良いので、あなたが得意とするものや好きなもの、ポジティブに考えられるものを当てはめてみて下さい。
例えば、守りたい子供がいる、とか、美味しいご飯が食べられる、とか、自分にはいっぱい味方がいる、とか。
実際に言葉に出して言ったほうが効果的ですよ。
脳科学でも実証済みなんですが、自分の口から発する言葉で自分の脳を騙すことが出来るんです!
(これは私が病気のころからの発想の転換方法なんですよ^^)
考え方を変えるなんて急には無理かも知れませんが、それでも意識して発送の転換することによって大分変わりますよ^^
やっぱりいつまでも不幸って思うのも疲れますからね。
どうせなら、少しでも前向きに、ポジティブに再構築していきましょう!
無理はしない程度に頑張って下さい。そしてご自愛下さい。
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少しでも、悩んでるあなたのお役に立てますように。