こんにちは。旦那さんに浮気(不倫)を2回されてなお再構築中のシアンです。
私も実際に旦那さんに浮気された経験があるわけですが、浮気発覚した直後から、自分でも冷静すぎると思うぐらいあらゆるケースの想定と解決策・具体案を一人でイメトレしていました。
分かりやすく言うと、『リスクマネジメント』。
仕事されてる方は、この言葉よく耳にすると思います。私も仕事に出るまでは知らない言葉でしたからね(笑)
「リスクマネジメント」とは?
噛み砕いて説明すると、以下のような感じ↓↓
「こんなヤバいこと起きそうじゃない?」
「それは○○で回避したらいいんじゃね?」
「○○が△△になったらかなり危ないよね?」
「●●を使えば被害は最小限に抑えられるんじゃね?」
このように、これから起きるかもしれないことについて色々対策を練るということになります。
実は浮気問題でもリスクマネジメントはとっても大事なんですよ。
全てはあなたが損をしないための防衛策です。
パートナーの浮気が発覚したばかりの方や、まだ浮気相手と対峙はしていない方など、浮気問題を抱えて悩まれてる方はリスクマネジメントをしっかりしておきましょう!
以下で紹介する内容は私が実際に想定したものです。
リスクマネジメントとはちょっと違うのかも知れませんが、「○○だったら△△しよう」というような感じです。
あなたの場合と私とじゃ多少違うかも知れませんが、ぜひ参考にしてみて下さい。
旦那サイド:私が考えたあらゆるケース
旦那さんの浮気が発覚して、私が真っ先に考えたのが「離婚?再構築?どっち?」ってことだったんですよ。
- 離婚になったら子どもを自分一人で養っていけるのか?
- 再構築するなら再構築するで、子どもに悪影響はないのか?
- て言うか、もし浮気相手に本気になってたらどうしよう!? etc...
挙げだしたらキリがないんですが…。
出来る限りのことを広く想定し、その解決策や具体案を自身で見つけ、どんなトラブルに発展しても自分が不利にならないように。
全ては自分が損をしないための防衛策。
そのためか、私はかなり冷静でいられたようで、旦那さん自身は「冷静すぎてかなり怖かった」と言っていましたよ(笑)
浮気相手に本気になっていたら…
1回目の浮気がそうだったんですが、「もしも浮気相手に本気になっていたら、これから先どうしようかな…」って思いましたね。
私の個人的な意見としては、本気はアウト、魔が差しただけならギリギリセーフ。
ですが現実問題として、子ども達のために再構築をするのか、それとも心が別の女に行ってしまってるから別れるべきなのか。
これはめちゃくちゃ悩みました。かなり考えました。
私なりに以下の2パターンに分けて考えました。
パターン1:『子どものため』の再構築
まずは、旦那さん自身が家族としてやり直したい気持ちがあるのかどうかです。
私のことは抜きにして、「子どもとは離れたくない」と言うのなら受け入れる覚悟ではいました。
(複雑な気持ちにはなりますけどね)
子どもから父親を取り上げるのは嫌でしたし、それにやはり一番は経済的な問題ですよね。
旦那さんがいるほうが経済的には安定してますので、より豊かな生活が出来るのは火を見るより明らかです。
ですので、『子どもと離れたくないから家族をやり直す』というのはアリかなと考えました。
パターン2:『子どものため』の離婚
ただし、旦那さん本人が、
- やり直す気持ちがない
- 子どもと離れてもいい
- とにかく一人になりたい
と言うのなら、そこまで言われたらもう離婚しかないな、と腹をくくりました。
夫婦が仲悪いままずっと一緒にいても、子どもには悪影響でしかありません。

それに、子どもの物心がついてから離婚になるより、あまり物心がついていない頃に別れてる方が、子ども自身、割り切れるかなとも思ったんですよね。
それこそ思春期等の難しい年齢の頃に急に離婚になるよりかは、最初から父親がいないほうがマシかなって。
なので、子どものことを考えても、今のうちにキッパリ離婚している方が、子どものためになるのではないか、とも思いました。
離婚後の生活
幸い私は仕事に就いてましたので、安月給でしたが、養育費や慰謝料等もらいながらなら何とかなるだろうと、離婚の先まで一応の想定はしていました。
母子でワンルーム、多くを望まない生活をしていれば生きては行けるだろう…、と。
もし仕事に就いていなくて、生活の目処が立ってない状態だったら、離婚なんて全く考えられませんでしたけどね。
浮気相手とはただの火遊びだったら…
上記のは「浮気相手に本気になってたら…」ってことを想定して考えた内容でしたが、今度は逆に完全に「火遊びのつもりだった」場合。
これは個人的にはギリギリセーフです。
まだ一時の過ちだったら気持ちが分からないでもないんですよね…。平穏な毎日にちょっとしたスパイス(刺激)が欲しいという気持ちは分かります。
(だからって浮気していい理由にはなりませんけど!)
単なる浮ついた気持ち、『本当の意味での浮気』なら再構築かなと思いました。
経済面から見ても、子供たちのことを考えても、やはり旦那さんは必要だなと。

これが何回も浮気を繰り返していたらまた違った答えになりましたが、1回や2回ぐらいだったら許してやろうかな、と。
この「許す」は『浮気を許す』じゃなく『再構築になることを許してあげる』という意味です。
(浮気行為自体は未だに許せません)
ですので、本当の意味での浮気、一時の過ち、魔が差しただけで、大事なのは私なんだったら再構築かな、と考えました。
「離婚したくない」と言われたら…
これはかなり性悪な女だと思われそうですが、「離婚したくない!」と泣いてすがるような感じだった場合、
「本当にどうしようかな~…」「離婚も選択肢にある」と脅しつつ、旦那さんの心を弄びつつ、旦那さんの反応を見て楽しもうと思っていました(笑)
復讐の意味も込めて少しイジワルをしよう、と(笑)
「離婚か再構築か」で言うと、「再構築」寄りの保留って感じですね。
そんなすぐに答えが出せるものではないですし、子どももいますので。
早急に離婚して後悔してしまうぐらいなら、これからどうするか悩みながら旦那さんと一緒に生活を送って、その中で答えを出せばいいんじゃないかって思ったんですよ。
「やっぱ無理。離婚して」ってなるかも知れませんし、「再構築という形になったけど、これはこれで良かった」って思えるかも知れませんし。
【余談】私の今現在・・・
ちなみにですが、今現在、私はこの想定したケースを実行中です。
一応、再構築を選んでいますが、旦那さんには「答えは保留」と伝えてあります。私自身、まだ答えは出せていません。一応再構築を目指してはいますが、「頑張ったけどやっぱダメだった…」ってなる可能性だってあります。ただ、そのダメだった時のための準備は秘密裏に着々と進めています。
旦那さんからしたら結構怖いんじゃないでしょうか。本人は離婚したくないそうなんで、「『やっぱ離婚したい』って言われたら…」と内心ビクビクしてると思います。
これもある意味で浮気の復讐(精神的な)になりますよね(笑)
「離婚したい」って言われたら…
上記のとは逆に「離婚したい」って言われた場合、「絶対に離婚してやらねぇ」が私の答えでした。
基本的に有責者からの離婚要求は認められませんので、旦那さんに決定権はないんですよね。
全ての決定権は私にあったワケですから、旦那さんの言うこと(望み)を聞くのは絶対に嫌です。私と別れて浮気相手とよろしくするのも許せませんでしたし。

加害者の言うことを誰が聞くか!って感じです。
誠心誠意謝ってきたら…
土下座するなり泣いて謝り倒すなりした場合、やっぱ許そうかなって思いました。
(↑「再構築になるのを許す」って意味ですよ)
何事もそうですが『誠意』が大事ですよね。
誠意ある対応をしていれば、いずれは気持ちが軟化しますし。
旦那さんの第1回目の浮気では、残念ながら誠意ある対応はありませんでしたけど(笑)
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離婚か再構築か、全ては旦那さん次第
浮気発覚直後の私の結論としましては、旦那さんの気持ちや出方次第で、離婚にするか、再構築にするかを決めることにしました。
私の希望としては再構築ですが、相手の気持ちや言い分等も一応聞いておかないと、後々後悔することになってしまいますからね。
全ては旦那さんの出方次第、ということです。
旦那さんへの慰謝料請求・罰・ルールについて
うちの場合は、結婚当初からのルールがあって、「浮気をした場合、相手に100万円の慰謝料を支払う」というのが最初から決まっていました。
なので、離婚になろうが再構築になろうが、この罰は受けてもらいます。
旦那さんには現在進行形で、100万円の慰謝料を自分の小遣いの中から分割で支払ってもらっています。
(一体いつ支払い終わることやら…笑)
その他の罰・ルールとして考えた内容が、
- 離婚届けを記入してもらっておいて、私が保管
→私が記入したらいつでも出せるようにしておく。 - スマホの使用制限
→閲覧自由。
→パスワードやIDなど全て私に申告。 - 仕事帰りの寄り道、休日の外出禁止
→仕事の付き合いに関しては要相談。 - 小遣いなし
- 財布やカバンなど、旦那さんの持ち物閲覧自由 etc...
以上のような内容が瞬時に頭の中でイメージできました。
細かい内容については旦那さんと相談しながら決めようと思っていたので、大筋をとりあえずは自分の中で決めました。
まぁ、この内容も離婚になってしまっては意味がないんですが、「再構築を選んだ場合のルール」をある程度想定しておきました。

浮気相手サイド:私が想定したケース
私は性格がハッキリしているので、「浮気相手にはきっちり制裁をする!」って浮気発覚する前から心に決めていたんですよ。
なので、慰謝料請求や金輪際の関係を断つことなど、容赦なく制裁することは浮気発覚直後に既に決定済みです。
ただ、浮気相手の素性が知れないので、あらゆる想定がかなり大事だと、浮気問題について色々調べていくうちに分かりました。
もしかしたら、かなり誠意のある人なのかも知れないし、自分さえ良ければそれでいいって人なのかも知れないし。
被害者である自分が損をしないためにも、浮気相手にきっちり制裁出来るように、準備等入念にしなくてはならないんですよね。
浮気の事実を認めなかったら…
まず、浮気の事実を認めなかったらそれ以上の話が出来ませんよね。
なので、まずは不貞行為があったことを認めさせないといけないんですが、もしも素直に認めてくれなかった場合。
その時のことを想像してみました。
反論できる材料(証拠)が必要
- 「あなたのご主人とはそういう関係じゃないんだけど」
- 「ただの仲の良い友人です」
- 「メールでは冗談で好きって言ってますけど、男女の関係はありません」 etc...
このように、反論してくる内容を想像してみると、やはり証拠集めが重要だと改めて感じました。
旦那さんの1回目の浮気は証拠がない中で問い詰めたので、私は完全に泣き寝入りになってしまいましたけどね(笑)
証拠を提示しても、それでもなお、しらを切るようなら。
「裁判も辞さない」という構えで徹底的に闘うことを決めていました。
本音では示談が一番望ましいんですけどね。 ですが、浮気の事実を認めないことには話しが進みませんから、「浮気の事実を全く認めないようなら裁判でも構わない」というスタンスでいました。
慰謝料請求について
慰謝料請求は絶対する。これは私の中で決定事項です。
少し上述しましたが、浮気相手への制裁はきっちりするというのが私のスタンス。
なので、社会的制裁である慰謝料請求は必須項目ですよ。
出来るだけお金を回収したいのと、あまり金銭的な余裕がないので裁判は極力さけたいという思いから、私の場合は示談択一です。
浮気の事実を認めなかった場合に限り「裁判」も視野に入れておりました。
相手の収入が低かったら…
相手の収入が低いのは知っていたけど、だからと言って額を減らしたくないのが本心の私。
分割でもいいかなと思っていました。
もしくは「一括で払ってくれたら◯◯万円にまけてあげる」。
私が用意した選択肢はこの2つです。
分割になった場合、私自身もかなり精神的ダメージくらいますけどね(笑)
払い終わるまで浮気相手と繋がってることになる上に、もしかしたら途中で支払が滞ることもあるかも知れません。
なので、私自身にも多少なりとも精神的負担は生じるわけですよ。
希望としては一括払いですが、だからと言ってかなり減額するのも癪です。
ですので相手の出方を見つつ、一括で払えるギリギリの金額を見定めようと考えました。向こうがどうしても分割を希望するならOKする感じで。
まぁ要は交渉次第ですよね。
示談で解決するまでの想定されるトラブル
示談で解決することが一番の目標だった私。
話し合いだけで解決できればいいのですが、絶対に何かしらトラブルになると考えていました。
間に専門家を入れる予定もなかったですからね。
自分ひとりで解決させないといけないので、起こりうるトラブルを想像して、そのトラブルを回避できるようにする必要がありました。
慰謝料の額で揉めたら・・・
これが一番揉めるだろうなと思っていました。
浮気の事実は認めても、慰謝料の額についてはすぐには決まらないだろうと思いました。
というのも、相手の職業柄、収入がなかり少ないというのは私自身が知っていたんですよね。旦那さんと同業の人だし。
最悪の場合、裁判まで発展して「慰謝料払う意志はあるけど、払えるだけの収入がない」と主張してきたら、十分な金額をもらえないことも知っていましたからね。
こっちも減額するのは嫌ですが、相手が払えないって言い張るなら、それ以上私にはどうすることも出来ないので、結局はその金額を飲むのかな~とぼんやり思っていました。
例えば相手があまりにもふてぶてしい態度だったり、慰謝料の額がありえないぐらいの低い金額だった場合、私が「もう絶対に許せない!」って感じだったら裁判をするかも、という考えは頭の片隅にありました。
相手が言い訳して慰謝料の額を減らそうとしてきたら
例えば浮気相手が、
「おたくの旦那さんから誘ってきたんだから…」
「私は悪くないもん」
「あなたのご主人が無理やり…」
みたいな言い訳をして、
「私自身は悪くないからちょっと慰謝料まけてちょーだい」ってなったら…
というのを想像しました。
この場合、実は私には手元に証拠(と言ってもメールのやりとり)があったので、それは論破できるであろうと思っていました。
「証拠をだせ」と言ってきたら
「そんな私たちがそういう関係だって証明できるものあるの?」
って言われた時に、きちんと証拠として提示できるものを用意しなくてはいけません。
決定的な証拠以外にも、どんな小さなものでも証拠になるかも知れないと感じるものは、片っ端から収集&保管することを決めました。
かなり労力のいる作業ですけどね。
後から「この示談書は無効」だと主張してきたら
示談で一応解決したものの、後から言いがかりをつけてくることも考えられますよね。
例えば、示談書の形式に不備があり、「記載されてる内容は無効」だと言ってきたら。
そのことを考えるとむちゃくちゃ怖くなりました。
なので、念には念を入れて、ボイスレコーダーで話し合いの様子を記録したり、示談書の中にも「示談が済んだら、この内容については一切争わない」と明記して相手にも納得してもらったり、一応私宛に浮気相手に謝罪の手紙を書いてもらったり。
素人考えではありますが、
- この示談の内容は浮気相手が悪くて(不貞行為したから)こうなった
- 浮気相手自身も悪かったと認めている
- 私への謝罪の気持ちがある
これらを明白にしておきたかったんですよね。
浮気相手が悪い(=加害者は浮気相手、被害者は私)
↓
浮気相手自身も悪いことをしたと認めている
↓
私への謝罪の気持ちがある
↓
よって、示談内容が無効とはならない
この図式をハッキリ示したかったんですよ。
まぁ素人考えですけどね(笑)
「裁判になってもいい」と言われたら
これが一番不安になる内容です。
金銭的な問題もありますし、何より時間と労力がかなりかかるので、裁判は嫌だったんですよ。
もし、話し合いの最中になにか問題が起きて、「じゃあもう裁判にしましょう」と言われたら。
その時に初めて親に相談しようと思いましたね。
一人で片付ける気満々でしたが、さすがに裁判になって時間と労力がかかるとなると、自分一人では無理だと思いました。
有り難いことに、父親がわりと権力のある人物なので、何とかなるだろうと踏んでいました。
「脅された(怖くて仕方なくお金を払った)から訴える」と言ってきたら
上述した内容でも少し触れましたが、示談の時、言葉等に気をつけないと、強迫になりかねません。
強迫行為は犯罪です。
不貞行為の有無に限らず、強迫(相手の意思に関係なく、無理やり何かを強いる)してしまうと、あなたが罰則を受けます。
万が一、脅して無理やりお金を支払わさせたことが判明した場合、その支払わせたお金を返還しないといけなくなります。
ですので、後から「強迫されたから仕方なく払った」と言ってくることがないよう、話し合いをして同意の上で支払ってもらったということが分かるようにしておかなくてはなりません。
そのために私は話し合いの様子を最初から最後までボイスレコーダーに記録することに決めました。
実は水面下で関係が続いていたら
示談で解決を図ったとしても、水面下で関係を続けていることも考えられますよね。
浮気発覚後も私に隠れて密会していた場合。
その場合は追加で制裁する、と迷うことなく決めました。
上述したように、私は浮気相手への制裁は徹底的にします。出来るだけ痛手を負ってほしいですからね。それは旦那さんも同様。
ですので、水面下で関係を続けていた場合、浮気相手と旦那さんへキツい追加制裁をすることは決定事項です。
詳しい制裁内容については、示談の日までに考えるようにしました。
まとめ
この記事でご紹介したのは浮気発覚当時の私の頭の中身ですが、少しは参考になりましたでしょうか。
パートナーの浮気が発覚したら、とにかく色んなあらゆることを想像、想定して、そのリスクを回避、軽減するための防衛策を講じる必要があります。
浮気の発覚後はそれどころじゃなくなるかも知れませんが、色んなケースを思いつく限り想像しておくことをオススメします。
イメトレって意外と大事ですよ。
「想定外」ということもありますが、イメトレをしておくことで、浮気相手やパートナーの言動に冷静に対処できるかと思います。

いざ、話し合いやルールなどを決めるという時に、あわてふためくようなことがないよう、色んなケースを想像しておいて下さいね。
すべてはあなたが損をしないための防衛策ですからね。
それでは、今回はこの辺で終わりにしようと思います。
ここまで長い文章をお読み下さって、本当にありがとうございました!
この記事があなたのお役に立ちますように。
では、また次回お会いしましょう^^