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不倫の約束事は公正証書に!それでも万全ではない・・・

こんにちは。旦那さんに浮気(不倫)を2回されてなお再構築中のシアンです。

私は旦那さんの1回目の不倫の時に離婚しているんですが、その時の約束事(養育費の支払など)はきちんと公正証書に残しております。

私の不倫され体験〜離婚まで、興味のある方は以下の記事をご覧下さい。

私の体験談

私の不倫され体験談〜それは「本気」と言うのだよ〜

まさかの2回目の不倫され体験!今度は単なる火遊び・・・

離婚の時以外でも、不倫発覚後の約束事(慰謝料請求など)はきちんと書面に残しておくことを強くオススメします!

それは何故かと言うと、口約束だけじゃ守ってもらえない可能性が高くなるからです!

詳しくはこちらの「浮気・不倫後の約束事は必ず書面に!念書・示談書・和解書」を参考にして下さい。

今回は、その念書や示談書と関係のある「公正証書」についてどういうものかご説明します。

この公正証書は公文書になるので、もしもの時にとても効果を発揮してくれますよ。

これから離婚協議をするあなた、慰謝料の支払が決まりそうなあなたはどうぞ参考になさって下さい。

 

そもそも「公正証書」って何?

公正証書というのは、公証人と呼ばれる法律の専門家で、法律に従って作成する約束事を書面に記したものになります。

少し前述でも触れましたが、これは公文書になり、裁判の判決と同等の効果があります。
また、証拠として十分な効果を発揮してくれます。

どういった効果があるの?

裁判の判決と同等の効果がありますので、裁判所の判決を待たなくても、手続きをすれば強制執行をして相手の給与や財産の差し押さえが可能になります。

なので、公正証書に残しておけば、たとえ支払が滞ったとしても、強制的にお金を回収することが出来るんですよ。
これが一番のメリットですよね。

公正証書に残す大きな理由がコレです。

通常、強制執行しようと思ったら、裁判所へ申し立てをして、裁判所からの判決が出てから強制執行に移れるので、手続きも面倒くさいし時間もかかるし…って感じなんですよ。

しかも、その裁判所へ提出する「証拠」に不備があれば強制執行出来ませんしね。。。
時間も精神的苦痛もハンパないですよね。

ところが、この公正証書の場合だと、一つの手続きだけで裁判所の判決を待たずに強制執行を出来ます。

書類自体に法的効力があり、判決を待たなくていいので、時間がかからず早急にお金の回収が出来るわけです。

作成費用は?

作成するのにもお金はかかります。

どれくらい費用がかかるかと言うと、回収するお金のトータルの金額によって左右されるので、一概に「この金額」とは言えません。

【公正証書作成手数料】

・0〜100万以下 ・・・・・・・ 5000円

・100〜200万以下 ・・・・・ 7000円

・200〜500万以下 ・・・・・ 11000円

・500〜1000万以下 ・・・・ 17000円

・1000〜3000万以下 ・・・ 23000円

・3000〜5000万以下 ・・・ 29000円

・5000〜1億以下 ・・・・・・ 43000円

 

上記以外にも用紙代や、出張をお願いした場合は出張代などかかりますので、人によって作成費用は違います。

 

どこで作るの?

「公証役場」というところに公証人がいますので、主にそちらで作成することになります。

全国にその「公証役場」があります。

公正証書を作る前には、どういった内容のものを作るのか面談する必要がありますので、夫婦共に出頭しましょう。

「仕事が忙しくて…」っていう言い訳は通用しませんよ(笑)

「公証役場所在地一覧」をクリックすると全国にある役場の一覧が出てきます。

日本公証人連合会HPへ

これを作っておけば、絶対に泣き寝入りにならない?

残念ながら法律は万全ではないんです。

強制執行するには相手の住所が分かってなければ出来ません。

それに加えて、差し押さえすることが出来るほどの財産や資産がなければいけません。
そもそも働いてなければ給与の差し押さえなんて出来ないです。

なので、相手が貧乏だったり、蒸発してしまって行方不明の場合は強制執行をすることも出来ず、または強制執行してもお金や財産を回収することも出来ず、只々泣き寝入りになってしまうケースが存在します。。。

詳しくはこちらの「こんな場合は泣き寝入りになってしまう!?貧乏&住所不明」にも書いてありますので、良ければご覧下さい。

 

以上、公正証書についてご紹介しましたが、公正証書に残しておけば、もしもの時は強制執行をすることが出来るので、効力のある書面になります。

ですが、残念ながら必ずしも万全というわけではないんですよ。

あくまで、自分たちで念書や示談書を作った場合と比較して法的効力が認められてるという保険みたいなものですね。

上記にも書きましたが、法律の抜け道が存在してしまうんです。
いくら万全を期したつもりでも、相手が仕事や家族など、何もかもを捨てて逃げてしまったら慰謝料などの金銭の回収は困難になってしまうものと思われます。

ですが、この公正証書に残しておくことによって、多少なりとも相手に心理的プレッシャーを与えることは可能です。

特に相手が社会的地位がある人なら、給与差押なんてされたら会社にバレてしまいますからね。

公正証書に限った話ではありませんが、相手に「何をやっても逃げられない…」って思わせたらこっちの勝ちですよ(笑)

「もしも」のことがなければそれで良いんですが、先のことなんて誰にも分かりませんよね。

誠実だと思っていた人が急に養育費を払わなくなったってことも実際にあります。
よくテレビや雑誌とかでも取り沙汰されていますよね。

こっちが泣き寝入りにならないように、慰謝料や養育費など、約束事は必ず書面、出来れば公正証書に残しておきましょう!

お金はあって困るものではないです。
取れるだけ取って、自分のためにパーッと使うのも良いんじゃないでしょうか。

頑張って明るい未来を手に入れましょう!

また、再構築を目指す方、旦那さんとの新しい約束事を決めようとされてる方はこちらの記事もご覧ください。

関連 浮気した夫との約束事&新ルール!再構築する私の場合

浮気相手との制裁&約束内容についてはこちらを参考にして下さいね。

参考  浮気相手と話し合うべき内容!約束事は細かく明確に

少しでもこの記事があなたの役に立ちますように。

 

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