こんにちは。旦那さんに浮気(不倫)を2回されてなお再構築中のシアンです。
前回は証拠の使い方で離婚ver.と再構築ver.のそれぞれの使い方についてご説明しました。
まだ読まれてない方はこちら↓
~基礎知識編~
①証拠を集める重要性
②浮気の証拠とは?
③不倫の時効について
~集め方編~
①”きちんとした証拠”と”集める手段”
②何をどうやって集めるのか?
③その他の証拠について
〜有効活用編〜
今回は一番気になると言っても過言ではないんじゃないでしょうか。
有効活用編の最後としまして、”慰謝料請求”においての証拠の使い方についてご説明します。
これから慰謝料請求をしようかと考えてる方
不倫相手に何かしらの社会的制裁をしたい方
復讐したい方 etc...
とにかく感情が攻撃的(?)な方向にいっちゃってる方はぜひ最後まで読んでみて下さいね。
"切り札"は最後まで見せない
以前の記事で何回も言ってるんですが、話し合い(交渉)の時に、決定的な証拠は最後まで見せないで下さいね。
相手に「こいつは俺(私)の不倫のことどこまで知ってるんだ…?」と思わせることが出来たらあなたの勝ちですよ。
証拠を小出しにすることによって、思いがけない相手の自白があるかも知れません。
自白以上の最強な証拠はありませんよ!
なので、出来るだけ自白・自供してくれるよう話を持っていきましょう。
どうしても、何をしても不倫の事実を認めないようなら、その時に初めて”決定的な証拠”を提示して下さい。
これ以上逃げられないことを相手に分からせるんです。
では、慰謝料請求における使い方について説明していきますね。
慰謝料請求の方法は2パターンある
まずは慰謝料を請求すると一言で言っても、請求方法は2つの種類があるって知ってましたか?
一つは話し合いによって双方合意のもと慰謝料の話にケリがつくパターン。
もう一つは、裁判によって慰謝料が確定するパターンです。
それぞれ相手へのダメージの与え方が若干異なりますので、あなたがどうしたいかによって決めればいいかと思います。
慰謝料請求が出来る条件については「慰謝料請求の条件!慰謝料をもらうために」の記事にまとめています。
請求の仕方
請求するやり方としては、
①電話や口頭で直接慰謝料を請求する旨を伝える。
②内容証明郵便を送付する。
③裁判を起こす。
以上の3通りの請求の仕方があります。
どれを選択するかはあなたの自由です。
多いパターンは②の内容証明を送って裁判を起こすケースが結構多いですね。
お金をかけたくないなら!”示談”が最強
私的には示談が最強だと思うんですけどね(笑)
・お金をかけたくない
・出来るだけお金を絞り取りたい
・弁護士などの専門家を間に入れたくない
・裁判の手続きが面倒
・とにかく内密にコトを収めたい
そんなあなたには示談がオススメですよ
示談というのは、争いごとを解決するために双方話し合いによって解決方法を図ることです。
和解とほぼ同じ意味で捉えてもらったら大丈夫です。
示談が最強と思う根拠は、双方の合意が得られればそれでいいので、慰謝料の金額を自分のいいように設定出来る点ですね。
裁判とかになると、弁護士を雇ったり色々な手続きをしたりと、何かとお金も時間もかかります。
ですが、こういった示談だと、弁護士等の第3者を間に挟まなくても成立させることも可能なんですよ。
もちろん、後々トラブルになるかも知れないリスクはあるので、書面とか色々準備する必要はありますけどね。
示談の切り出し方
あなたが不倫相手にコンタクトを取る際に注意すべきポイントは、
・不倫の事実を知っている(証拠も押さえている)ことを伝える
・慰謝料請求をする旨を伝える
・相手の出方を待つ(場合によっては「裁判」をほのめかす)
無駄話しても仕方ないので、以上の3点を的確に・明確に伝えましょう。
示談の切り出し方としましては、
電話や手紙等で、
「私の夫(妻)と不倫関係にあったことは知っています。証拠も押さえています。その不倫の事実に対して被った私の精神的損害について慰謝料請求しようと考えています」
と率直に慰謝料請求する旨を伝えましょう。
それでまずは、相手の出方を待ってください。
普通の感覚の持ち主なら、「話し合いしましょう」とか「奥様(旦那様)の都合のいい日にお伺いします」等、話し合いに応じる姿勢を見せてくれるはずです。
※普通の感覚の持ち主でない場合(話し合いに応じない場合等)は、今回はテーマの趣旨がずれますので割愛します。
示談交渉の場では相手の出方を見ながら話を進めて下さいね。
ある程度の地位や名誉がある人は裁判を嫌う傾向にあります。
そういう人には「話し合いで解決しなかったら裁判も辞さない」という言葉で圧力かけましょう。
本気で裁判が嫌な人は言われた通りの金額を用意してくれますよ。
「裁判になっても構わない」って思ってる不倫相手には、圧力をかけすぎると本当に裁判になってしまう場合もありますので注意して下さいね。
「もうどうなってもいいわ」ってヤケを起こす人もいますので、圧力のかけすぎには気をつけて下さいね。
”適度な圧力”というのが難しいところですが、相手を見極めながら話を進めて下さい。
【関連記事】
相手にも精神的ダメージを与えたいなら”裁判”!
相手に金銭以外の社会的制裁を与えたいなら裁判が一番効果的ですよ!
普通に考えても、ある日突然裁判起こされた内容の手紙が届いたら、”裁判起こされた!どうしよう…”ってかなりビビりますよね(笑)
ですが、この金銭以外のダメージを与えるには、ある程度の条件が必要なんですよ。
その”条件”というのが、不倫相手に守りたいものがあるかどうかです。
守りたいものがあればあるほど裁判は効果的です。
・家族を守りたい
・築き上げた会社での地位を守りたい
・名誉を守りたい etc...
色々あるかと思いますが、そういった”守るべきもの”が多い人ほど、裁判は精神的ダメージとなります。
特に社会的地位のある人は、不倫は降格・減給・左遷の対象だったりしますからね。
裁判を起こすことによって「不倫による裁判を起こされた」という噂が一人歩きし、会社内でヒソヒソされたり冷たい対応されたりして居心地悪い思いをする人だっているでしょう。
もしくは家庭内で家族から孤立してしまって、誰も味方になってくれないって人もいるかも知れませんね。
裁判を起こされた人全てがそういった状況に陥れられるワケではないので過度な期待はしない方がいいですけど。
ですが、それでも”裁判”によって何かしらのダメージは与えられますよね。
裁判までのアクション
裁判を考えてる方は弁護士に依頼して下さいね。
探偵を使って証拠を集めた方でしたら、探偵事務所から弁護士の紹介をしてもらいましょう。
(だいたいのとこは弁護士の紹介をしてもらえますよ)
後は弁護士の方と相談しながら、あなたにとって最善となる方法で制裁するだけです。
弁護士はあなたの味方ですからね。
安心して任せましょう。
内容証明郵便も弁護士の方がやってくれますので、あなたは弁護士に丸投げして大丈夫なんですよ。
きちんと証拠は揃えてね
示談で済ませられたら”決定的な証拠”にこだわる必要はありません。
ですが、示談で終わるとも限りませんので、やはり”決定的な証拠”は必要なんですよね。
初めから”裁判”まで想定している方は、きちんと”決定的な証拠”を集めておいて下さい。
個人で集めた証拠は意外と裁判では使えないケースが多いです。
その集めた証拠が不十分だと、慰謝料が減額されたり、最悪の場合はもらえなくなったり、あなたが泣き寝入りになってしまいますよ。
なので、初めから裁判を考えているのであれば、証拠集めは探偵に依頼すべきです。
いや、あえて「むしろ探偵に依頼しなさい」と命令口調で言っちゃいます(笑)
探偵の方はプロなだけあって、裁判で使える十分な証拠を集めてくれますよ。
そして必要に応じて弁護士を紹介してもらえます。
「いや、でもだって…」って思ってるあなた。
そうこうしている間にもパートナーは不倫相手と濃厚な時間を過ごしているんです。
いいんですか?
証拠を集めるのは思いたった”今”が最適なんですよ。
今回で”浮気の証拠”についての解説は全て終わりました。
いかがだったでしょうか?
どういったものが”浮気の証拠”になって、どのように集めて、どのように使うのか。
少しは参考になったでしょうか?
あなたが泣き寝入りにならない為の行動をして下さいね。